17.関(しきり・へだて)について
すべての人が、生きている中で常に自らのルールや束縛を作っていきます。
今回、束縛ともいえる関についてお伝えしたいと思います。
人が生まれてから、まず与えられる服、それは性別によって形・色合いが異なってきます。そのように、初めは周りから与えられたものの中で、関を作っていきますが、物心ついたころには無意識の中で自ら関を作っていきます。
では、その関にはどのようなものがあるのでしょうか?
1性別、2年齢、3常識、4文化、5体験、6社会、7恐怖、8経済、9地域、10学問、11感情・・・実はあげると切がありません。
例えば、5の体験であれば、過去の体験より、ある人は高い場所が大好きであったり、反対に高所恐怖症であったり、同じことを言っても受け取り方が違ったりと、生きていく中での体験によりさまざまな隔てがあります。
別の人たちが同じ出来事に遭遇しても、人それぞれの関があるため、同じ体験とはならない。つまり、その人だけの体験をだれもが持ち続けて生きています。
それだけ、一人一人が異なった存在となるように無意識に働く心理には驚かされます。
無意識の関があることを認識し、だからこそ個性がある。そして、時には自らの関から解放し、全く別の行動をしてみるなどの新たな変化を生み出していくのもおもしろいと思います。
一人一人の関があり、一人一人異なっていることを知ることで、自分への理解、そして相手への理解へとつながっていけばと思います。
